部屋の広さ

各部屋のサイズ感は必ず確認しておきたいポイントです。内見時は家財道具がないため部屋が広く感じられますが、実際に生活することをイメージし、家電や家具を置いたときに手狭に感じないかを考えてみましょう。

収納スペース

収納スペースは、各辺のサイズや開閉時の扉の幅などを測定し、容量だけでなく利便性も確認しましょう。手持ちの荷物を問題なく、スマートに収納できるかイメージすることをおすすめします。

水回り

お風呂は浴槽のサイズや清潔さ、追い炊き機能の有無、換気性能を確認しましょう。洗面台の広さや収納容量なども重要なポイントです。トイレは温水洗浄便座の有無、便器・タンクの清潔さや収納の有無、ドアの開閉などもチェック。他の部屋への動線なども見ておきましょう。

空調や換気効率

暑い夏や寒い冬を快適に過ごすためにはエアコンが必要不可欠です。設置場所や年式、正常に動作するかをチェックしておきます。エアコンがない場合、設置可能かどうかを担当者に確認しましょう。また、長野の場合、冬の冷え込みが厳しいエリアもありますので、そんなときはガス暖房がおすすめ。換気には注意が必要ですが、乾燥しづらく足元から温めるので即暖性も高く冬期間は重宝します。

ベランダや共有スペース

ベランダや共有スペースは意外と見落としがちなポイントです。ベランダの使用に不便がないかに加え、防犯上の不安がないかも確かめます。さらに、階段・駐車場・ゴミ置き場・郵便ボックスなどの共有スペースの管理状態、周辺環境などもトータルでチェックします。

その他

コンセントの位置や数、通信環境、生活音、下水や排水溝の臭い、住民の雰囲気や年齢層なども確認しておきたいポイントです。不動産会社に聞いて疑問を解消できる場合もありますが、直接自分の目で確かめることが大切です。

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物件の図面と筆記用具

物件の間取り図は不動産会社にお願いし、内見時には必ず持参しましょう。図面と実際の物件を見比べながら、間取りや設備の状況を確認するとともに、幅や高さなど、気になるポイントをメモできます。

気になる点があったときは、不動産会社に質問して不安要素をなくしておきましょう。家具・家電のレイアウトやコンセントの位置なども直接書き込んでおくと、物件の比較検討や引っ越しの際に役立ちます。

メジャー

メジャーがあると、内見時にあちこちの広さや幅を計測できます。少なくとも3m以上測れるものが便利です。冷蔵庫や洗濯機などの家電、テレビやソファなどの大型家具、大きめの棚など、実際に置いたときの空間をイメージしやすくなります。

所有する家電や家具の寸法をあらかじめ測っておくと、内見時にその場でサイズを照らし合わせることもできます。家具・家電を搬入する際の動線となる玄関や廊下の幅も計測しておきましょう。

デジカメ・スマートフォン

物件を比較・検討するなら、カメラで撮影しましょう。数件の物件を見て回る場合も、写真を見返すことで比較検討がしやすくなります。細かい部分だけを撮るのではなく、全体を広く撮影することがポイントです。また、室内を移動しながら動画を撮影するのもおすすめです。

方位磁石

物件の日当たりをチェックする場合、方位磁石も用意しておくと安心です。夕方や夜間に内見に行く場合も、方位磁石があれば実際の窓の方角や、近隣の建物が日光を遮らないかなどを確認することができます。最近は方位磁石のスマホアプリもあり、便利に使えます。あとで「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、内見は必ず行うことをおすすめします。

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